社会福祉法人 愛生会 【わかば保育園】

概要

心から安らげる保育園に。

土や砂、水、そして泥を使った遊びは、
不思議なくらい子どもたちの心と身体を解放し、情緒を安定させてくれるものです。
わかば保育園では、子どもたちは0歳の時からできる限り外で、
土や砂、水や泥といっしょになって全身を使って遊んでいます。
小さいときは「先生と一緒」の安心感のなかで毎日を過ごす子どもたちも、
大きくなるにつれて「友達と一緒」の喜びを味わい、
やがて自分の考えを持ち、友だちの思いも感じ取りながら、
自己主張したり、相手に譲ったり、仲良くなったりケンカしたりを繰り返します。
そんな試行錯誤を一歩後ろに下がって支えるのが、大人の役割。
子どもたちは大きなお友だちに憧れ、一生懸命まねっこすることで成長するもの。
自分のことだけでなく、まわりのことも考えはじめると、
まず雑巾掛けをしてから、リズム遊びへ。
そんな育ちを目にできる安心感と
「あー楽しかった」とかわいい声がこぼれる和やかさが、ここにあります。
子どもも大人も安心して過ごせる、それが「わかば保育園」です。

 

わかば保育園 園長
奈良 明子

園児数・職員数

昭和58年4月1日 開設
昭和61年5月30日 認可
産休明けから6歳就学前までの乳幼児をお預かりしています

 

園児数60名(平成27年7月1日現在)
0歳 8名
1歳 6名
2歳 9名
3歳 10名
4歳 14名
5歳 13名
(定員60名)
職員数19名(平成27年7月1日現在)
園長
主任保育士
保育士 13名
保育士兼事務員
栄養士
調理員
用務員

特色

生後2ヶ月から就学前まで
成長の節をできるだけ太く、大きく、たくましく

子どもたちにもたらしたいのは、「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズム。身体を使って遊ぶことや、草木や小石、土、砂、水、泥に直に触れ、散歩をして自然や社会に触れることも、たくさん体感してほしい。
テレビやビデオ、ゲーム、早期教育にさらすのは、子どもの脳にもったいない。
「わかば保育園」では、子どもたちの将来を考え、「成長の節をできるだけ太くしてあげたい」と思い、素朴な生活を大切にしています。季節の催事に親しみ、地元の方々とふれあいながら、心も身体も健やかに。そんな日々の積み重ねで、自分を信じ、周囲の人を信頼する心が育まれています。

 

0歳 身体で感じ始める

すべてのものが興味の対象となるこの時期、なんでも触って身体で感じることを大切にしています。おむつは、汚れたことを実感できる布おむつがいちばんですが、家庭の事情にあわせて貸しおむつ、汚れがわかる紙おむつ等、ご一緒に考えます。汚れて泣いて、替えてもらって、あやされて安心する。そんな大切なコミュニケーションの積み重ねがまわりへの信頼感を育みます。

 

1歳 探索する

自分の足で歩き始めたら、あっちにもこっちにも行きたくなるもの。危なくないもの以外はできるだけ見守ります。

 

2歳 自我が芽生える

手足を自由に動かせるようになったら、遊びながら仲間と一緒の楽しさを感じていくはず。自己主張をしていくなかで、「いいよ」「まって」などのことばも言えるようになっていきます。

 

3歳 失敗を知る

お手伝いをしたがる一方で、できないこともたくさんあることを知っていきます。経験を積み重ねながら、認め合う仲間を広げていきます。

 

4歳 喜びを自信に

ほめられても自分が納得していないと喜びません。急がず待って、できるようになったことを具体的に話すことで自信につながります。

 

5歳 相談しながら行動する

わからないことも表現できるようになり、お友だちと相談しながら自分たちの行動を決めていきます。試行錯誤を経験することで脳が育ち、学力の基礎がつくられていくのです。