概要
沿革
昭和33年4月 秋田県十和田町立大湯保育園として開園
昭和47年4月 秋田県鹿角市立となる
昭和59年12月 園舎改築、3歳未満児保育を開始
平成11年4月 社会福祉法人 愛生会に運営委託
(平成18年4月より指定管理者として運営)
平成23年10月 法人立として設置認可
平成24年10月 新園舎竣工
特色
一人ひとりの個性を開花させるための、
ゆたかな土壌となる施設づくり
園児たちがそれぞれの個性を伸ばせるような施設でありたい。そして、成長過程にある子どもたちの、人としての、太く大きな根っことなる部分をつくる手助けをしなければと考えています。そのために、まず施設づくりに大いにこだわりました。
室内にいながら、自然に包まれているような雰囲気をつくろうと、木材をふんだんに取り入れ、床材にはヒノキを使用。元気に遊ぶ子どもたちにとってはもちろん、ハイハイする乳児にも優しい素材です。「園舎に入るたびに木の匂いが心地よい」と保護者の方からも好評を得て、秋田県総合教育センターのホームページでも「特色ある園」として紹介されました。
http://www.akita-c.ed.jp/e-sidou/h25toku/
園庭にはどの保育室からも飛び出せる設計で、子どもたちは一日中、裸足で過ごし、戸外での遊びを満喫しています。
園児数・職員数
園児数56名(平成27年7月1日現在) 0歳 5名 1歳 4名 2歳 9名 3歳 8名 4歳 14名 5歳 16名 (定員70名) |
職員数14名(平成27年7月1日現在) 園長 主任保育士 保育士 7名 保育補助 1名 保育士兼事務員 栄養士 調理員 用務員 |
遊びの中で ともに育ち合うことを大切にして
水や土、そしてそれらがいっしょになった泥んこは、
子どもたちにとって楽しい遊びの素材。心も身体も思い切り開放します。
散歩で見つけた虫も木の実も、色々な驚きや発見も、ともにみんなの宝物になります。
雨上がりの園庭では昨日と違う土の感触、きのうと違う遊びの展開が生まれます。
野原を駆けめぐり、追いかけられたりつかまったりの鬼ごっこでは、くやしい思いも経験します。
泣いて、笑って、ケンカすることだってあるけれど、どれもこれも意欲のあらわれ、大事な自己主張。大きくなるために必要なエネルギーの証です。
大湯保育園では、どんなに小さな年齢でも、子どもたち自身の意志と経験を大切に考えています。
“やってみたい” “見てみたい” “食べてみたい”という気持ちと、“自分で”と主張する意欲は、少々時間がかかってもしっかりと見守ってあげたい。
必要なときは少しだけ手助けをして、ただ待ってみる。
「自分でやった」という経験から「自分でできる」という喜びを味わい、それが自信となるのです。
今日もいろんなことに挑戦しながら遊んでいる子どもたちの成長を支え、保護者の皆さまと、「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえりなさい」といつも笑顔で見送り、迎える保育園でありたいと思っています。
大湯保育園 園長
阿部 明子